10月16日のウェブニュースにて
歯科医の「抜いたほうがいい」は本当か? 揺れ出す前なら…
という記事が紹介されました。
歯科医院に定期的に検診に行っている人はあまり経験がないかもしれませんが、痛くなったから、グラグラと揺れているから、実際に抜けてしまったからといって歯医者を訪れる人も少なくありません。
歯医者は痛くなってからいくものと思っていると、自分の大切な歯を失ってしまうかもしれません。
歯科医院で、この歯は抜いた方が良いです。と急に言われると、納得できないと思ってしまいますよね。しかし、歯は骨なのでそれ自体が痛むことはなく、その歯が歯周病菌に犯されて、それが神経や歯茎の内部、歯を支える骨まで蝕んでやっと自覚症状が出ます。
つまり、症状が出てからすぐ行けば大丈夫というのは間違っていて、症状が出た頃にはもう遅いという場合が多いのです。
しかし、こちらの記事で紹介されているように、患者の状態にもよりますが、再生治療などでなんとか歯を残すことも今の技術ではできなくも無いようです。
ただ、保険適用外になることも多く、抜いてインプラントにするにしても、治療するにしても、高額な費用が必要になる場合がほとんどです。
昭和の歯科治療は歯をどんどん抜いていましたが、今の時代、簡単に歯を抜くことを勧める歯科医院はほとんどいません。
もしあなたが歯科医院で歯を抜いた方が良いと言われたら、基本もう手遅れだと思った方が良さそうです。
ただ、記事のように専門の歯科医院にかかることで抜かずにすむ場合もありますので、そうしたい場合は専門の医師に相談してその後を検討してみるのも一つの手でしょう。
記事はこちら
記事提供元:読売新聞(ヨミドクター) さま
記事掲載元:Yahoo!JAPANさま
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